「ブログを再開したい。でも、管理画面を開いても何から手を付ければいいのか分からない」
更新が止まった期間が長くなるほど、新記事、リライト、デザイン、SEOなど、やるべきことが全部気になってしまいます。
わたしが運営するナマズ髭ブログも、2026年5月8日の投稿から約2か月、新しい記事を公開していませんでした。そこで今回は、いきなり記事を書き始めず、公開記事、固定ページ、カテゴリ、古い情報、バックアップを順番に確認しました。
結論からいうと、ブログ再開の初日に必要なのは、サイトを完璧に直すことではありません。
現在地を把握し、次に書く1記事を決め、次回も迷わず作業を始められる状態を作ることです。
AIは、記事を自動で完成させるためではなく、記事一覧の整理、更新候補の比較、構成案のたたき台として使います。事実確認と公開判断は、人が行います。
この記事では、止まったWordPressブログを再開するときの作業を7つに分けて紹介します。
最初に確認する7項目
- 公開中の記事と固定ページを一覧にする
- バックアップとサイトの状態を確認する
- 古い年号・料金・サービス情報を探す
- カテゴリと読者導線を1本に絞る
- リライト1本と新記事1本を選ぶ
- AIには整理と構成のたたき台を任せる
- 作業ログと次回の最初の作業を残す
全部を1日で完成させる必要はありません。「1日で整える」とは、今日の作業時間の中で再開の準備と優先順位を決める、という意味です。
1. 公開中の記事と固定ページを一覧にする
最初に行うのは、新記事の執筆ではなく記事の棚卸しです。
確認する項目は多くありません。
- 公開記事数
- 最後に公開した日
- 主なカテゴリ
- 固定ページの有無
- 更新日が古い記事
- 今後も扱いたいテーマ
ナマズ髭ブログを公開情報から確認すると、公開記事は12件、公開固定ページは「運営者情報」「お問い合わせ」「プライバシーポリシー・免責事項」の3件でした。
記事一覧を作ると、「何も進んでいないブログ」ではなく、すでにある記事をどうつなぎ直すかという視点に変わります。
この作業はAIにも手伝ってもらえます。ただし、渡すのは公開済みのタイトル、URL、カテゴリ、公開日などに限定します。WordPressのパスワード、管理者メール、Cookie、問い合わせ内容は入力しません。
2. バックアップとサイトの状態を確認する
記事やテーマを変更する前に、復旧手段を確認します。
WordPress公式のバックアップ解説では、WordPressのデータベースとファイルの両方をバックアップ対象として説明しています。記事本文だけでなく、画像、テーマ、プラグイン、設定も含めて考える必要があります。
WordPress管理画面の「ツール→エクスポート」から取得できるXMLファイルは、投稿などを別のWordPressへ移すときに役立ちます。WordPress公式のエクスポート画面解説でも、エクスポートファイルを端末へ保存する流れが案内されています。
ただし、エクスポートファイルだけをサーバー全体のバックアップとして扱うのは避けます。サーバー側のバックアップ状況も別に確認します。
次に、WordPress管理画面の「ツール→サイトヘルス」を開きます。WordPress公式のサイトヘルス解説によると、この画面では重要な問題、推奨される改善、WordPress・テーマ・プラグイン・サーバーなどの情報を確認できます。
ここで大切なのは、警告を見つけた瞬間に設定を変えないことです。
- 何が問題と表示されているか
- 変更前のバックアップがあるか
- 自分で直せる範囲か
- サーバー会社やテーマの確認が必要か
この4点を整理してから対応します。
3. 古い年号・料金・サービス情報を探す
更新が止まったブログでは、文章のうまさより先に、古くなった情報を確認します。
特に優先したいのは次の表現です。
- 「2025年最新版」などの年号
- サービス料金
- キャンペーンや特典
- 無料・有料の条件
- 製品やAIツールの機能
- 申込手順や画面操作
- 法律、規約、広告表示に関する説明
ナマズ髭ブログにも、2025年版と書かれた記事があります。タイトルだけを2026年へ変えるのではなく、本文、リンク先、料金、画像、まとめまで確認する必要があります。
ここでAIの記憶だけを根拠にすると危険です。サービス情報は公式サイトを開き、確認日も作業ログへ残します。
まずは全記事を直そうとせず、読まれる可能性が高い記事、収益につながる記事、誤解を生みやすい記事から1本選びます。
4. カテゴリと読者導線を1本に絞る
記事が増えると、カテゴリも発信テーマも広がりがちです。
ナマズ髭ブログには、ブログ、AI、WordPress・SWELL、レンタルサーバー、収益化・ASP、ブログ素材・ツールなどのカテゴリがあります。
これらを別々のテーマとして扱うと、何のブログなのか分かりにくくなります。そこで今後は、次の一文を中心にします。
AIを使って、個人ブログを無理なく続ける方法を紹介するブログ
この軸なら、AIツールの記事からWordPress実務へ、WordPress実務からブログ運営や収益化の記録へ自然につなげられます。
一方、保育・支援記録でのAI活用記事は専門性があるものの、中心テーマから少し離れます。すぐに削除せず、別媒体への入口にするのか、専門職ブログ運営の実例として残すのかを先に決めます。
カテゴリを整理するときも、公開URLが変わる操作や記事削除は急いで行いません。読者導線と検索への影響を確認してから変更します。
5. リライト1本と新記事1本を選ぶ
再開初日に10記事の計画を作っても、作業量に圧倒されるだけです。
まず決めるのは次の2本です。
- 古い情報を直すリライト記事:1本
- 今の方向性を示す新記事:1本
ナマズ髭ブログでは、新記事としてこの記事を選びました。既存の個人ブログを「続けられる人」になるための運営論を、具体的な再開手順へつなげるためです。
AIで構成を作る方法は、ChatGPTでブログ記事構成を作る手順も参考になります。
AIツール選びで迷う場合は、ChatGPT・Claude・Geminiの比較記事で用途を整理しています。
リライト記事は、年号が古くなっている「ブログ運営に必須の無料ツール」記事を候補にします。使えるサービス、料金条件、リンク切れを確認しやすいためです。
6. AIには整理と構成のたたき台を任せる
AIへ任せやすい作業と、人が確認する作業を分けます。
AIへ任せやすい作業
- 公開記事タイトルの分類
- 似た記事の重複候補を探す
- 読者の疑問を洗い出す
- 見出し案を複数作る
- 長い作業ログを要約する
- 公開前チェックリストを作る
人が確認する作業
- 料金、規約、製品仕様の確認
- 実体験かどうかの判断
- 引用と画像の利用条件
- 医療、法律、税務などの専門判断
- 公開、削除、カテゴリ変更
- 広告・アフィリエイト表記
記事一覧を整理するときは、次のように依頼できます。
以下は公開済みブログ記事のタイトル、URL、公開日、カテゴリです。
読者が「AIを使って個人ブログを続ける」流れで読めるように、
1. 中心記事
2. 補足記事
3. 更新候補
4. テーマから外れる記事
に分類してください。
公開情報だけを使い、料金・仕様・法律上の事実は推測しないでください。
判断に必要な情報がなければ「要確認」と書いてください。
AIの回答は、そのまま公開せず、実際の記事と公式情報を開いて確認します。
7. 作業ログと次回の最初の作業を残す
ブログがまた止まる原因の一つは、次に管理画面を開いたとき、前回どこまで進めたか分からなくなることです。
作業終了時に、次の5項目だけ残します。
- 今日確認したこと
- 変更した記事や設定
- 変更していないもの
- 未確認のこと
- 次回、最初に行う1作業
ナマズ髭ブログでは、原稿、記事台帳、作業ログをPrivateのGitHubリポジトリで管理しています。パスワードやバックアップ原本は入れず、複数PCで「どこまで進めたか」だけを共有します。
Search Consoleで古い状態が見える場合は、まずURL検査で登録済みの状態とライブURLを分けて確認します。Google公式のURL検査ツール解説では、登録済み情報はライブテストではなく、必要に応じてライブURLのテストやインデックス登録リクエストを行えると説明されています。
ただし、インデックス登録をリクエストしても、検索結果への掲載や順位は保証されません。サイト側が正常なら、慌てて設定を変えないことも大切です。
AIへ入力しない情報
ブログ作業でAIを使うときは、次の情報を貼り付けません。
- WordPressやサーバーのパスワード
- APIキー、アクセストークン、Cookie
- 管理者メールアドレス
- 問い合わせ本文や読者の個人情報
- 広告・ASP管理画面の未公開情報
- データベースやバックアップ原本
- 未加工の管理画面スクリーンショット
公開記事のURLやタイトルだけで進められる作業は、公開情報だけで行います。
1日の作業例
| 順番 | 作業 | 完了の目安 |
|---|---|---|
| 1 | 公開記事と固定ページを一覧化 | 記事数と最終公開日が分かる |
| 2 | バックアップとサイトヘルスを確認 | 状況と未確認点をメモした |
| 3 | 古い情報を探す | リライト候補を1本決めた |
| 4 | ブログの中心テーマを一文にする | 次の記事が軸に合うか判断できる |
| 5 | 新記事を1本決める | 読者と記事の役割が決まった |
| 6 | AIで構成案を作る | 人が確認する箇所を分けた |
| 7 | 作業ログを保存 | 次回の最初の作業が1つ書いてある |
この表が埋まれば、本文を書き終えていなくても再開初日の目的は達成です。
よくある質問
- 更新が止まったブログは、新記事とリライトのどちらが先ですか?
-
古い料金や誤解を招く情報がある場合は、リライトを優先します。大きな問題がなければ、今後の方向性を示す新記事を1本作り、並行して既存記事を1本ずつ更新すると進めやすくなります。
- AIにWordPress管理画面を全部任せてもよいですか?
-
公開、削除、テーマ設定、プラグイン導入などは影響が大きいため、人が変更内容を確認してから行います。AIは事前確認、原稿、チェックリスト、作業ログの補助に使うのが安全です。
- Search Consoleの表示が古いときはキャッシュを削除すべきですか?
-
最初に公開ページとURL検査のライブテストを確認します。実サイトが正常なら、古い取得結果だけを理由にWordPressやサーバー設定を変更しません。原因を切り分けてから対応します。
まとめ
止まったブログを再開するときは、いきなり完璧な新記事を作ろうとしなくて大丈夫です。
- 公開記事を一覧にする
- バックアップとサイト状態を確認する
- 古い情報を1本見つける
- ブログの中心テーマを一文にする
- リライト1本と新記事1本を選ぶ
- AIで整理と構成を補助する
- 次回の最初の作業を残す
この7項目が整えば、ブログは「止まっている状態」から「次の作業が決まっている状態」へ変わります。
再開の目標は、1日で全部終わらせることではありません。次回も迷わず続けられる、小さな仕組みを作ることです。

コメント