ChatGPTへキーワードを渡すと、見出し案はすぐに作れます。しかし、以前の私は「H2を5〜7個」「検索意図を3つ」といった形だけを整え、返ってきた一般的な構成を完成に近いものとして扱っていました。
その方法では、読みやすい記事にはなっても、ナマズ髭ブログでしか書けない経験が構成の中心に残りません。
2026年7月23日、公開中のSWELLを約1年使った感想を全面的に直しました。古い見出しと公開後の見出しを比べると、AIに何を作らせ、何を本人が判断するかが明確になりました。
この記事では、本文を書き始める前の「材料の仕分けと見出し設計」に範囲を絞り、読者がこのページを読む理由を構成段階で作る方法を説明します。
ChatGPTへ最初に渡すのは「H2の数」ではなく、自分が確認できる経験、証拠、未確認事項です。書ける根拠がない見出しを削るところまでが構成づくりです。
実例:SWELLレビューの古い構成で問題だったこと
元の記事は、ブログ開設1週間目の率直な感想として価値がありました。一方、約1年後の記事として読むと、次の問題が混ざっていました。
| 古い構成・表現 | 問題 | 改稿での扱い |
|---|---|---|
| 「サイトが速い」 | PageSpeedの条件と数値を保存していない | 速度を現在の評価材料にしないと明記 |
| Cocoon・JIN・SANGO比較 | 実際に長期間使っていない | 使用感の比較を削除 |
| 「絶対におすすめしたい人」 | 読者ごとの条件を無視した断定 | 合いやすい人・比較した方がよい人へ分割 |
| SWELLの一般的な機能説明 | 公式情報の言い換えが中心 | 実際に整えたトップ、メニュー、関連記事へ変更 |
| 学習期間の目安 | 測定記録がない | 削除 |
| 末尾の重複文 | 文章が破損し、同じ結論を反復 | 全削除 |
問題を見つけた後、いきなり本文を書き直さず、見出しごとに「残す・調べる・削る」を決めました。
変更前と変更後の見出しを比較
| 変更前 | 変更後 | 本人が行った判断 |
|---|---|---|
| 実際に使ってみて感じた「すごい!」ポイント | 1週間目と約1年後で評価はどう変わったか | 感想の時点を混ぜず比較表にした |
| 初心者目線で見る、他のテーマとの比較 | 約1年使って良かった点 | 未使用テーマではなく実際の運用を書く |
| 絶対におすすめしたい人 | 合いやすい人・購入前に立ち止まりたい人 | 一律の推奨をやめ、判断条件を示す |
| 購入前に知っておいてほしいこと | 約1年使って分かった注意点 | サイトマップ停止など本人の失敗を中心にする |
| 初心者がSWELLを選んでよかった理由 | 1週間目の楽しさより「戻りやすさ」を評価 | 1年使った後の評価軸へ更新 |
見出しの言い換えだけではありません。検索結果や公式ページで見つかる説明から、このブログの運営記録でしか裏付けられない内容へ中心を移しました。
構成前に集めた4種類の材料
1. 古い公開本文
古い見出し、重複、断定、外部リンクを確認しました。残したい初週の感情と、現在は根拠にできない表現を分けます。
2. 実際の運営記録
約1年の間に行った固定トップ、グローバル・スマホ・フッターメニュー、関連記事、装飾、アイキャッチの整備を確認しました。
3. 失敗と修正結果
SWELLの「コアのサイトマップ機能を停止する」が有効で、WordPress標準サイトマップが404だった経験を使いました。設定解除後に公開URLを確認した記録があります。
4. 公式情報
価格、ライセンス、対応環境など変わる可能性がある情報は、2026年7月23日にSWELL公式ページで確認しました。使用感と公式仕様を同じ根拠として扱いません。
AIへ「実体験を入れて」と頼んでも、AIは運営者の代わりに経験できません。経験の材料がない場合は、もっともらしい失敗談を作らせず、未確認または調査項目として残します。
ChatGPTと記事構成を作る5ステップ
STEP1:読者が困っている場面を1つに絞る
「WordPress初心者」だけでは広すぎます。SWELLレビューなら、「購入前に、使い始めの感想と長く使った後の評価を分けて読みたい人」としました。
H2数は固定せず、裏付けられる疑問の数で決めます。数を満たすための一般的な見出しは追加しません。
STEP2:根拠を先に一覧にする
見出し案を作る前に、材料を次の3つへ分類します。
- 実体験:自分が行ったこと、困ったこと、選んだ理由
- 確認可能:公開画面、日付、環境、公式ページ、保存ログ
- 未確認:保存していない数値、使っていない商品、結果待ちの成果
STEP3:見出しごとに根拠を付けてもらう
ChatGPTには、見出しだけでなく、根拠と扱いも出してもらいます。
次の記事構成を作ります。
【読者が困っている場面】
(1文で記入)
【私が実際に経験したこと】
(箇条書き)
【公開画面・ログ・公式情報で確認できること】
(箇条書き)
【未確認のため断定しないこと】
(箇条書き)
次の表で提案してください。
1. H2案
2. その見出しで答える読者の疑問
3. 使用する根拠
4. 「実体験」「公式確認」「未確認」の区分
5. 根拠が不足する場合は「削除候補」と記載
一般的な機能一覧より、本人の判断と変化が先に伝わる順番にしてください。
STEP4:根拠のない見出しを削る
検索キーワードに合っていても、自分の記事で新しく伝えられない見出しは削除します。SWELL記事では、未使用テーマの比較、保存していない速度評価、根拠のない学習期間を外しました。
STEP5:WordPress公開後の確認まで構成へ入れる
完成条件を「本文を書いた」ではなく、公開表示まで含めます。
- タイトルと本文が同じ疑問に答えている
- 表、FAQ、画像、リンクが公開ページで表示される
- PCと390pxで横へはみ出さない
- description、canonical、OGPが意図した内容になっている
- 断定した内容に、経験または公式情報の根拠がある
この公開確認は、AIで作ったブログ記事のWordPress公開前チェックリストへまとめています。
古い公開記事の本文を実際に書き直す工程は、ChatGPTでブログ記事をリライトする手順へ分けています。
一般論の構成に戻さない5つの完成条件
見出しが整っていても、どの記事にも書ける説明だけでは、このページを選んで読む理由が弱くなります。構成を確定する前に次を確認します。
| 確認 | SWELL記事で行ったこと |
|---|---|
| このページだけの情報があるか | 1週間目と約1年後を同じ本人が比較 |
| 一般的な機能説明で終わっていないか | 実際のサイト整備とサイトマップ停止の失敗を追加 |
| 情報源を区別しているか | 使用感、公開確認、SWELL公式を分離 |
| 誇張したタイトルではないか | 「絶対」「最速」などを使わない |
| 読後の判断や行動が分かるか | 購入前に確認する条件と関連記事を案内 |
独自性という言葉を増やすのではなく、本人の判断、変化、失敗、確認条件がどの見出しに入るかを示します。
根拠を分ければ、それだけで独自の記事になりますか?
自動的に独自の記事になるわけではありません。根拠の区分は、未確認の断定を防ぐ土台です。そのうえで、読者の疑問に関係する本人の経験、判断、検証結果のどれを中心にするか決めます。
公式情報
まとめ:構成案より根拠の仕分けを先にする
ChatGPTとの構成づくりで一番重要だったのは、見出し数や文字数ではありませんでした。
ChatGPTは、材料を並べ直し、重複を見つける相手として使います。自分が経験していないことを補う相手にはしません。
古い記事を選ぶところから確認したい場合は、古いブログ記事の更新優先順位も参考にしてください。
最終更新:2026年7月24日

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