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個人ブログを「続けられる人」になるための、わたしなりのブログ運営論

個人ブログを始めたものの、3か月で更新が止まってしまう──そんな経験はありませんか?この記事では、ブログを「続けられる人」になるための心構えと具体的な工夫を、五つのテーマに分けて紹介します。

目次

  1. 大切なのは「質」でも「SEO」でもない
  2. 「ネタがない」は、アンテナが立っていないだけ
  3. 上手に書こうとしない
  4. 収益化は「目的」ではなく「結果」
  5. 「何を書かないか」を決めておく
  6. 「読まれない期間」をどう楽しむか
  7. まとめ:続けられる人になるための五箇条

ブログを始めるのは簡単だが、続けるのは難しい。これはインターネットが世に出てから何年経っても変わらない真理だと思う。WordPressをインストールして、テーマを選んで、「はじめまして」という記事を書くまでの勢いはそれなりにあるのに、その勢いはたいてい三ヶ月もすればしぼんでしまう。わたし自身、これまでにいくつものブログを「火をつけただけ」で放置してきた。その反省と、今運営しているこのブログで少しずつ見えてきたものを、今回は「続けられる人」になるためのブログ運営論としてまとめてみたい。

目次

① 大切なのは「質」でも「SEO」でもない

まず伝えたいのは、ブログを続けるうえで一番重要なのは「質」でも「SEO」でもなく、「書いていて苦しくない仕組みを、自分の生活の中に作っておくこと」だということだ。アクセス数や収益をモチベーションの中心に置いてしまうと、数字が伸びない期間に一気にモチベーションが下がる。しかしブログというのは、そもそも成果が出るまでに時間がかかるメディアだ。成果が出る前にモチベーションが尽きると、当然そこで終わりだ。

書くことそのものが、その日の小さな楽しみになる――そんな設計にしておくことが、何より長続きの鍵になる。

ハードルを「歯磨きレベル」まで下げる

だからわたしは、「書くことそのものが、その日の小さな楽しみになる」ような設計にしておくことを推したい。例えば、朝コーヒーを入れている間に一段落だけ書くとか、寝る前にその日に考えたことを三行だけメモしておくとか。「立派な記事を書かなければ」と思った瞬間、ブログは嬿介な仕事に姿を変える。そうではなく、歯を磨くような間隔で「ちょっと書いておこう」と思えるように、ハードルを極端に下げること。これが長期運営の一番のコツだと思う。

POINT 「立派な記事」より「短くてもいいから今日の更新」。継続は完璧主義の最大の敵です。


② 「ネタがない」は、アンテナが立っていないだけ

次に「ネタがない問題」について。これは多くの人がぶつかる壁だが、わたしの経験上「ネタがない」という状態は、「ネタを探すアンテナを立てていない」状態と同じだと考えている。日常の中で、「あ、これちょっと面白いな」と思った瞬間を「ブログのネタ」として仮留めしておく習慣をつけると、ネタは応不足にならない。

📱 メモはこのレベルでいい

わたしはスマホのメモアプリを使って、思いついたことをその場で一行だけ書き残しておく。たとえばこんなレベルのメモでいい。

  • ☕ コンビニのコーヒー、最近意外と美味しい
  • 📖 電車の中で読んだ本の一文がざしさった
  • 🐈 朝の散歩で見つけた猫の話
  • 🍱 自炊で偶然うまくいった味付けのこと

それがそのまま記事になるわけではないが、そこから伸ばせて一本に仕立てる作業は、ゼロから考えるよりもずっと楽だ


③ 上手に書こうとしない

文章の質については、「上手に書こうとしない」ということを記しておきたい。ブログを始めたての頃は、どうしても「ちゃんとした記事」を書こうとしてしまう。見出しをちくして、中見出しをつけて、リストで要点をまとめて、アイキャッチを描いて……。もちろんそういう記事も価値があるが、そればかり書こうとすると「書くコスト」が高くなりすぎて、結果的に更新頻度が下がる。

書き方のスタイル長所短所
きっちり構成型読みやすい・SEOに強い書くのに時間がかかる
ぶつぶつ独白型更新が続けやすい読者を選ぶ
ハイブリッド型両方のいいとこどり切り替えに慣れが必要

それよりは、「心の中でぶつぶつ言っていたことを、そのまま文章にしてみる」くらいの軽さを、もう一本の軸として持っておくとよい。人は意外と、整った記事よりも、「この人はこんなことを考えているのか」と伝わってくる記事の方を読みたがる。


④ 収益化は「目的」ではなく「結果」

収益化についても触れておきたい。個人ブログと収益化の関係は、ちょうど「趣味で始めたスポーツを何年か続けた人に、たまたまスポンサーがついた」みたいなものだと思っている。始める時点で「収益化して生計を立てるぞ」と亲見を切ってしまうと、書く内容が「検索されそうなところ」にずらしていき、本当に書きたかったことから離れていく。そして「書きたくないテーマ」で更新を続けようとして、倒れる。

注意 順番を逆にした瞬間、ブログは「広告を貼るための入れ物」になります。書きたい気持ちが先、収益はその後。

健全な収益化のステップ

  1. まず「このブログをどうしても書きたい」という状態を保つ
  2. その上に「そうだ、これにちなみでオススメも紹介しておこう」をのせる
  3. 結果として広告や紹介が成立する

⑤ 「何を書かないか」を決めておく

もう一つ、意外と語られないけれど重要だと思うのが、「何を書かないブログにするか」を決めておくことだ。例えばわたしは、次のようなテーマは書かないようにしている。

  • 🚫 誰かをストレートに批判するような記事
  • 🚫 誤った情報を掴んでしまいそうな医療や法律の詳細なアドバイス
  • 🚫 自分が実際に試していない商品やサービスの紹介

「何を書かないか」を明確に決めておくと、「何を書いてもいい」領域がめんと見えてくる。選択肢が多すぎると人は選べなくなるものだというが、ブログにも同じことが言える。


⑥ 「読まれない期間」をどう楽しむか

最後に、「読まれる」ことについて。正直に言えば、個人ブログは最初の一年ぐらいは「読まれない」と思っておいた方がいい。もちろん例外はあるが、検索エンジンに評価されるには時間がかかるし、SNSで拡散されるにはインパクトのある記事をたまたま書く必要がある。「読まれていない」状態でも書き続けられる人だけが、その先に「読まれる状態」にたどり着ける。

「読まれていない期間」をいかに楽しく過ごすかが、ブログ運営の勝負を分ける。

体験談 わたしはこの期間を 「未来の自分に宛てた交換日記」 みたいなものだと思って書いていました。今読まれなくても、一年後の自分が読み返して「よく書いたものだ」と思えれば、それだけで十分価値があります。


🏁 まとめ:続けられる人になるための五箇条

ブログを「続けられる人」になるというのは、特別な才能が必要なことではないと思う。改めて要点を並べておく。

  • 書くハードルを下げる:歯を磨くような感覚で書く
  • ネタを拾うアンテナを立てる:日常の小さな違和感をメモする
  • 収益化を目的の先頭に置かない:書きたいの先に収益がある
  • 何を書かないかを決める:書ける領域がはっきり見える
  • 読まれない期間を楽しむ:未来の自分への手紙だと思う

どれも「だれでもやろうと思えばやれる」レベルの心がけだ。ただそれを一定期間、意識的に続けれる人が意外と少ないだけで、そしてその「少なさ」がそのまま、個人ブログを長期的に運営している人たちの「希少価値」につながっているのだと思う。このブログも、そんな風に、わたし自身が「ちょっと面白い」と思うことを一つずつ積み上げていく場所にしていけたら、と思っている。

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この記事を書いた人

ナマズ髭のアバター ナマズ髭 公認心理師 / 児童養護施設勤務

公認心理師。児童養護施設で、職員へのコンサルテーションや研修、ケース理解のサポートをしています。

このブログでは、子ども支援の現場で使えるAI活用、業務効率化、Webツール開発について発信しています。

現場の仕事を少し軽くし、子どもと向き合う時間を増やすことがテーマです。

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