Codexで小さな道具を作ってみたいけれど、何を入れて、どの画面から始めるのか分からない。そんな人に向けて、準備を3回に分けて説明します。
1回目は、公式アプリを準備し、Codexのチャットを開くところまでです。この記事は実体験の報告ではなく、2026年10月15日に確認したOpenAIの公式ドキュメントをもとにした手順です。例に使う依頼文は、この記事用に作っています。
使うのは公式のデスクトップアプリ
確認時点の公式案内では、ChatGPTのデスクトップアプリをインストールし、アプリ内でCodexを選んで使い始めます。ここではmacOS・Windows向けの案内を扱います。
アプリの入手先は、OpenAI公式のアプリの案内から開いてください。案内には、ダウンロード先とサインインまでの流れが載っています。契約やアカウントによって利用できる機能が異なる場合は、現在表示される公式の案内を確かめます。
1.アプリを入れてサインインする
- 公式のアプリの案内を開く。
- 案内内のダウンロード先から、自分のパソコンに合うアプリを入手する。
- アプリを開き、自分のChatGPTアカウントでサインインする。
公式ガイドにはAPIキーを使う方法もありますが、この連載ではChatGPTアカウントでサインインする手順に絞ります。入力する画面のURLやアプリの入手元を確かめ、サインインを済ませてから先へ進んでください。
2.Codexを選んで新しいチャットを開く
公式のクイックスタートでは、アプリのドロップダウンからCodexを選び、New chatで新しいチャットを始めます。
最初の回は、既存の資料や作業フォルダーを追加せずに、質問から始めます。Codexはプロジェクトを選ばない新しいチャットでも利用できます。プロジェクトとフォルダーの準備は2回目で扱います。
画面の表記がこの記事と違う場合は、クイックスタートとプロジェクトの公式ガイドを見直してください。見つからないボタンを推測して進める必要はありません。
3.最初は説明だけを頼む
入力欄には、たとえば次のように書けます。これは依頼文の例で、実行結果を保証するものではありません。
Codexを初めて使います。
ファイルを作成・変更せず、コマンドも実行せずに答えてください。
これから小さなHTMLの道具を作るために、私が準備するものを3つ以内で説明してください。
専門用語を使うときは、短い説明も付けてください。
公式の依頼の書き方では、目的、必要な情報、ほしい出力、作業の範囲を伝える方法が紹介されています。長い文章を一度に用意するより、まず今回してほしいことを短く区切ります。
返答に分からない言葉があれば、「その言葉を、パソコンに詳しくない人にも分かるように説明してください」と続けられます。
依頼文と権限の設定は別に確かめる
「変更しないで」と書くことは、今回の作業内容を伝えるための指示です。ファイルやネットワークへのアクセス範囲を制限する仕組みとは別です。
公式のサンドボックスと承認の説明では、実行できる範囲と承認の設定を分けて説明しています。アプリでは入力欄の下にある権限の設定を確認できます。返答の説明だけで判断せず、設定画面も見てください。具体的な確かめ方は次回に続きます。
今回の到達点
- 公式案内からアプリを準備し、サインインした。
- Codexを選んで、新しいチャットを開いた。
- ファイルを変更する前に、分からない点を質問できた。
ここまでできたら、次は練習専用のフォルダーを1つ用意します。2回目の「作業用フォルダーと権限を確認する」で、Codexが扱う場所を確認します。
前の回・次の回
確認日と出典
確認日:2026年10月15日。画面や提供機能は変わるため、操作時にも公式案内を確認してください。
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