Codex入門③|最初の依頼と、できたものの確かめ方

Codexへの最初の依頼は、完成したかどうかを自分で確かめられる大きさに区切ります。ここでは「3項目にチェックを付けるページ」を練習の題材にして、計画、作成、確認の順に進めます。

この記事は、2026年10月15日に確認したOpenAIの公式ドキュメントをもとにしています。掲載した依頼文はこの記事用の例で、このとおりに作成・動作確認できたという体験談ではありません。生成されたものの内容や動作は、その都度確認してください。

目次

1.目的と、今回作らない機能を決める

今回の練習では、ページの中に「項目A」「項目B」「項目C」があり、それぞれにチェックを付けられることを目標にします。チェック状態の保存や共有などは、最初の依頼に含めません。

公式の依頼の書き方では、ほしい結果、必要な情報、作業の範囲、確認方法を伝える考え方が説明されています。今回なら「何を表示するか」「どのファイルを作るか」「どう確認するか」を先に決めます。

2回目で用意した練習用プロジェクトを開き、追加されたフォルダーと権限をもう一度確認してから依頼します。

2.まず計画を出してもらう

公式ガイドでは、複数の手順がある作業について、アプリの入力欄で「/plan」を使い、変更前に調査や提案を求められます。

入力欄で/planを選び、次のように頼みます。これは依頼文の例です。

練習用に、3項目のチェックリストを作りたいです。

目的:項目A・項目B・項目Cにチェックを付けられるページにする。
出力:練習用フォルダー内の index.html 1ファイル。
範囲:外部サービスとの通信、追加ソフトの導入、インターネットへの公開はしない。
保存機能や共有機能は付けない。

まだファイルを作成・変更しないでください。
先に、作る内容と確認方法を日本語で説明してください。
分からないことがあれば、作業前に質問してください。

提案を読んで、ファイルが1つで済むか、余分な機能や通信が入っていないかを確かめます。分からない言葉があれば、その場で説明を求めます。

3.内容を確かめてから作成を頼む

計画が希望と合っていたら、次のように対象を絞って作成を頼めます。

説明された内容で、練習用フォルダーの index.html を作成してください。
同じ名前のファイルがすでにある場合は、上書きせずに知らせてください。
ほかのファイルは変更しないでください。
作成後は、保存場所とブラウザで開く手順を説明してください。

作業の途中で承認が求められた場合は、依頼した範囲と一致するかを見て判断します。依頼文の指定と実際のアクセス制限は別なので、権限の設定は2回目と同様に確認します。仕組みは公式のサンドボックスと承認の説明で確認できます。

4.できたファイルと動作を自分で見る

公式の依頼の書き方では、結果を確認し、具体的な修正を続けて頼む進め方が示されています。今回の題材では、少なくとも次を確かめます。

  • 説明された場所にindex.htmlがあるか。
  • 変更されたファイルが、依頼した1ファイルの範囲に収まっているか。
  • 案内された開き方でページを表示できるか。
  • 項目A・項目B・項目Cが表示され、それぞれのチェックを付け外しできるか。
  • ウィンドウを狭くしても、文字やチェック欄が隠れないか。

「確認済み」と返ってきた場合も、何をどの方法で確認したかを読みます。ブラウザでの確認を実施できなかった場合には、その点を未確認として分けてもらいます。

5.直すときは、起きたことを具体的に伝える

たとえば、もしウィンドウを狭くすると文字が切れたら、次のように頼めます。これは不具合が起きた場合の例です。

ウィンドウを狭くすると、項目Cの文字が途中で隠れます。
3項目の内容とチェック機能を保ったまま、文字が折り返されるように直してください。
変更は index.html だけにしてください。
直した箇所、実際に確認したこと、未確認のことを分けて教えてください。

修正後は、問題があった箇所と、元から使えていたチェックの付け外しをもう一度見ます。「変更したファイル」「確かめた動作」「まだ確かめていないこと」を残すと、次の依頼を考えやすくなります。

この3回で扱ったのは、アプリの準備、作業場所と権限、最初の依頼と確認です。最初の道具も、自分で結果を見られる小さな範囲から始めてください。

前の回・次の回

確認日と出典

確認日:2026年10月15日。掲載した依頼文と確認項目は、公式ガイドを参考にこの練習向けに作成した例です。

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この記事を書いた人

ナマズ髭のアバター ナマズ髭 公認心理師 / AIで現場の道具をつくっています

子どもに関わる仕事をしている公認心理師。プログラミングを仕事にしていない立場から、CodexやClaudeで予約表・共有ボード・教材などの道具を作り、現場で使って直すまでを記録しています。個人情報や事例はAIに入力せず、記事にも書きません。

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