はじめての人が迷いやすいポイントは、①手順の少なさ、②ドメイン費用まで含めたコスト感、③お試しの有無の3つだけ。この記事はこの3軸にしぼって、今日から動ける判断材料をまとめた。料金や特典はキャンペーンで変わるので、申し込み直前に公式の最新情報も見ておこう。
結論(ケース別の選び方)
- 今日中に立ち上げたい/画面遷移を最小にしたい
→ エックスサーバーの「申込と同時にWordPressまで一気に進む方式」を選ぶと、ドメイン取得・SSL設定・WordPress設置がワンストップ。迷いが最小。 - 複数サイトも見据えてコスパ重視(ドメイン費用まで含めて)
→ ConoHa WING の「長期契約とセットで独自ドメインを無料枠にできるプラン」を選ぶと、更新費まで含めて管理がシンプルになりやすい。
先に「何を優先するか」を決めておくと迷わない。最短で形にするか/長期の運用コストをならすかの二択でOK。
初心者が見るべき“3つの軸”
1) 申込→ログインまでの手順の少なさ
- 申し込み時点でドメイン・SSL・WP設置が一度に終わる方式は、作業が少なく迷いにくい。
- 画面の案内どおりに進めるだけで管理画面に入れるため、最初のつまずきが少ない。
2) ドメイン費用まで含めた総コスト
- ドメイン無料特典の扱いは各社で違う。契約が続く限り更新費まで無料になるタイプもある。
- 対象のドメイン種類(TLD)や個数の条件があるので、申込直前に対象範囲を確認しておくと安心。
3) まず“試して”から決めたいか
- 一部の「申し込み=開設が一気に進む方式」は無料お試しの対象外。
- 体験したい場合は、通常申込→WordPressを後から設置の流れを選ぶ。
はじめの一歩:最短手順(2パターン)
A. とにかく今すぐ形にしたい(エックスサーバー型)
- 申込画面で**「WordPress同時セットアップ」**に該当する方式を選ぶ
- ドメイン名/サイト名/管理者ID・パスワードを入力
- 申込完了 → 数分後に届くWordPressログインURLから入る
- 管理画面に入れたら、まずユーザー名とパスワードをメモして保管
※ この方式は無料お試しの対象外の場合がある。申込=課金開始に注意
B. 複数サイトまで見据えてコスパ重視(ConoHa WING型)
- **サーバー+ドメインのセット契約(パック)**を選ぶ
- **独自ドメイン(無料枠)**を取得または設定(対象ドメイン・個数に条件あり)
- コントロールパネル → WordPressインストールで基本情報を入力して設置
- 契約が続く限り、対象ドメインの更新費用が無料扱いになるタイプなら長期でお得
24時間以内に終わらせる“初期仕上げチェック”
☑ 常時SSL(https)で鍵マークが付くか
ブラウザのアドレスバーを確認。表示が安定するまで数分〜数十分かかることもある。
☑ ログインURL(/wp-admin)をブックマーク
毎回検索せずに即アクセスできるようにしておく。
☑ パーマリンクを「投稿名」に統一
WordPressの設定 → パーマリンクで「投稿名」を選ぶ。公開前に決めておくと後の手間が減る。
☑ バックアップの仕様を把握
多くのプランで**自動バックアップ(例:1日1回・過去14日分)**が用意されている。復元方法も一度だけ確認しておくと安心。
☑ 計測とインデックス準備
Googleアナリティクス(GA4)とSearch Consoleをセット。Search Consoleからサイトマップ送信まで済ませると、検索への反映が進みやすい。
よくある質問(初心者Q&A)
Q1. “ドメイン無料”は本当にずっと?
A. 契約が続く限り更新費も無料になるタイプがある。ただし対象ドメインの種類や個数の上限などの条件がある。申込前に公式の説明を確認して、希望のドメインが対象かチェック。
Q2. 速度や安定性はどっちが上?
A. どちらも運用実績が厚く、日常運用では大差を感じにくいことが多い。大切なのはバックアップと復元のしやすさ、障害情報の確認がしやすいかといった“いざという時の備え”。
Q3. 無料お試しを使いたい
A. 「申込=開設が一気に進む方式」はお試し対象外のことがある。体験したい場合は通常申込→手動でWordPress設置に切り替える。
Q4. どちらが“簡単”か一言で
A. 最短で形にしたいなら「申込と同時にWPまで進む方式」を採用しているサーバー、長期のコスパなら「ドメイン更新費まで無料枠にできるパック」重視で選ぶと失敗が少ない。
迷ったらこの基準表
- 申込=開設で一気に進めたい/画面の迷いを減らしたい
→ エックスサーバーの同時セットアップ方式が向く - 複数サイトや将来の増築/更新費まで含めてコスパ優先
→ ConoHa WING のパック契約+ドメイン無料枠が向く
どちらを選んでも、最後は公式ページの最新情報(キャンペーン・対象ドメイン・無料お試しの可否)を見て、条件が自分に合うかを最終チェック。
まとめ
- 今すぐ形にしたい → 申込と同時にWordPressまで一気に進む方式(エックスサーバー型)
- 長期のコスパ重視 → パック契約で独自ドメインを無料枠にできる方式(ConoHa WING型)
- 最初の24時間は、SSL確認/ログインURL保存/パーマリンク設定/バックアップ把握/Search ConsoleとGA4まで終わらせておくと、そのまま記事作成に集中できる
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